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暗雲立ち込める川崎F。中村憲剛は継続を強調「自分たちのサッカーを劇的に変える必要はない」

未勝利が続く川崎フロンターレに暗雲が立ち込めている。ホームでの清水エスパルス戦は序盤にリードしながらも、ドローで決着。今季J1クラブで最多の11個目の引き分けを喫してしまった。先発フル出場したMF中村憲剛は、勝ち切れない現状に危機感を抱きつつも、そのなかでも「自分たちのサッカーを劇的に変える必要はない」と話している。

川崎Fは24日に行われた明治安田生命J1リーグ第24節で清水と対戦。序盤にレアンドロ・ダミアンが先制点を奪ったものの、その後清水に2点を献上。途中出場の小林悠が同点弾を決めて万事休すという試合内容だった。

これで引き分け数は11を数えることに。中村は「勝ってないので、決してうまくいってるとは思いませんけど、かといってまったくうまくいってないかと言うと、そういうわけでもない」と、引き分けという結果に踏ん切りがつかない様子だった。

そう思うのも無理はない。前半のスタートを除いて川崎Fは敵陣でのポゼッションを高め、積極的な姿勢も見せた。しかしながら「失点してちょっと向こうが元気づいた」こと、「自分たちのミスから2失点目を取られ、相手がフルパワーで守ってきた」ことで、試合を難しくしたと中村は振り返る。

「決定機は作れないんだけど、ずっと押し込んでるみたいな状態。丁寧さがちょっと足りないかなっていうところは感じていました。悠が決めてくれて最後もう逆転っていうところまでいっていたので、非常にもったいないゲームだったと思います」

さらに中村は、自分たちから失点している部分が「改善されない限りは、2失点して勝つのは簡単じゃない」と厳しい言葉を並べる。「(ベガルタ)仙台戦もそうですけど、そういうところを突き詰めていくしかない」と唇を噛み締めた。

流れとは関係ないところでの失点が目立つものの、一方で攻めの部分では光る部分もあったという。

「ダミアンの1点目や(齋藤)学のアシスト、悠の2点目もそう。良さは出しているので、それをもっと意図的に出せるように、相手と自分たちを味方を見ながらプレーできるといい。何かを自分たちのサッカーを何かを劇的に変える必要はないと僕は思います」

いま展開しているサッカーの継続を強調した中村だが、3連覇を目指す川崎Fに試練のときが訪れている。

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