浦和レッズは5日、柏レイソルからMF武富孝介が完全移籍で加入すると発表した。
武富は埼玉県出身の27歳。2009年、柏レイソル育成組織からトップチームに昇格する。その後、ロアッソ熊本、湘南ベルマーレへの期限付き移籍を経て、柏のレギュラーに定着。昨季はJ1リーグ戦26試合に出場し、9得点を記録した。
武富は柏の公式サイトを通じ、「レイソルに関わる全ての皆様、育成から数えて15年間大変お世話になりました。特にサポーターのみなさんには、良い時も苦しい時も常に熱い声援が、自分の足を運ばせてくれました。ありがとうございます。移籍するにあたり、いろいろな思いがありますが、新しいクラブでもしっかり地に足をつけて、この決断に後悔のないよう日々努力していきたいと思います。アカデミーから育ててもらい、こんな形でクラブを離れる自分ですが、サポーター、チームメート、スタッフ、スポンサーの皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました」と、チームやサポーターなどに対する感謝の意を表す。
また、浦和の公式サイトには、「自分に声をかけてくださったレッズの勝利に貢献できるように、一日一日を大切にしてがんばります。そして早くみなさんに認めてもらえるように、戦う姿勢を示し、結果を求めてやって行きたいと思います」とコメントを寄せ、意気込みを示した。