日本代表DF昌子源は、サウジアラビアとの特異な環境での戦いは良い経験になったことを認めている。
日本はアジア最終予選で、サウジアラビアに0-1と敗れたものの、昌子は完全アウェーでの戦いが「良い経験になった」とポジティブに試合を振り返っている。
「こんなにドアウェーでやることはなかったと思います。今までアウェーって広州恒大が一番すごいと感じていましたけど、広州恒大も比にならないくらいの迫力がありますし、このスタジアムで体験しないと分かんないことです。こういう舞台で、この暑さで、湿度は日本に近いって言われるけど、日本でやっている僕もなかなかこの環境ではできない、難しいしものでした」
また、サウジアラビアのワールドカップ出場への強い思いとずる賢さが日本を苦しめたことも明かす。
「ちょっとしたずる賢さっていうか、点が入った途端にみんながバタバタ倒れだして、非常に僕らのストレスが溜まるような試合展開を作られました。レフェリングもなかなか僕らの方にはついてくれなかったと思うし、いろんなことが良い経験になって、勝って終われば一番良かったですけど、次に繋げないと意味がないと思いますね」
ワールドカップに向けた“最初の一戦”で負けてスタートしたことに「苦しい」と漏らした昌子。多くの反省点も口にし、良い経験となったと同時に悔しさの残る最終戦となったようだ。


