現地時間14日にドイツ・ブンデスリーガ第8節が行われ、酒井高徳・伊藤達哉所属のハンブルガーSV（HSV）は、武藤嘉紀所属のマインツに2－3と敗れた。試合後、酒井はチームの緊張感の欠如を嘆いている。
酒井・伊藤ともに先発メンバーに名を連ねたこの試合。敵地に乗り込んだHSVは、開始わずか2分で先制を許す苦しい展開に。9分に同点とするも、52分、58分と立て続けに失点し、アディショナルタイムに1点を返したが追いつくことはできず、2－3で敗れた。
今季8試合で早くも5敗目を喫したHSVは、他試合の結果次第では降格圏に転落する。主将の酒井は、自身のコンディションに問題はなかったとしながらも、チームの試合運びを嘆いている。
「うまくいかないというか、自分たちで崩してしまったという感じです。むしろうまくいってたと思う。立ち上がりで二度（前半と後半）もああやって失点してしまうのが、完全に気の緩みだと思うし、そう言うほかない。前半せっかく取り返して、自分たちのリズムでサッカーができていて、チャンスもあったのに」
そして、次節の王者バイエルン・ミュンヘン戦へ意気込みを語った。
「今日は互角に戦える相手でしたが、次はそういかなくなると思うので、守備のところでしっかりコンパクトに保つのが大事になります。その辺をしっかりやらないといけないというのは第一の条件かと思います。その他は今日と同じで、自分たちがどれだけやるか次第で試合が決まると思うので、それを90分間やらないと意味がない。しっかり意識してやらないといけないかなと思います」
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