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日本、本田のハットトリックなどで6-0と大勝

ワールドカップ(W杯)アジア地区最終予選の日本代表対ヨルダン代表が8日、埼玉スタジアムで行われ、本田圭佑のハットトリックなどで日本が6-0と大勝した。

ボールを自在に動かし、相手に渡ればすぐに取り戻す日本は、ゴール前でのシュート機会を何度もつくり出す。

18分には、あっさりと先制点を奪う。本田が入れた右CKはゴール前の前田へ向かい、寄せの甘い相手をものともしないで放ったヘディングがポストをクロスバーをかすめてゴールに入る。

その3分後には、早くも日本の2点目が生まれる。CKの流れから遠藤が中距離のパスを入れると、エリア内に走り込んだ本田が冷静にゴールに沈めた。

30分の日本の3点目も遠藤から生まれた。長いパスでエリア内へと岡崎を走らせる。岡崎のクロスは相手DFに当たったが、ファーサイドに詰めていた本田が押し込んだ。

そして35分には、4点目を日本が奪う。自陣深い位置でボールを奪うと、右に展開して縦に攻める。最後はゴール前で内田が香川へつないでシュート。ゴール左隅に決めた。

後半に入ると52分、ボックス左で受けた前田が縦に仕掛け、相手DFに倒される。主審はペナルティースポットを指差した。キッカーとなったのは本田で、正面やや右に決めてハットトリックを達成する。

57分には本田が大歓声の中でピッチを退き、中村が入る。中村はその1分後、ボールを受けるとすぐさま前を向き、強烈なミドルを放つ。左足のこのシュートは、惜しくも弾き出された。中村はその1分後にも、相手最終ライン裏に走り込む前田に斜めの好パスを送っている。

ヨルダンがボールを動かす時間もあったが、日本は油断なくプレーを続ける。75分には左CKから栗原がヘディングでぴたりと合わせるが、これはライン上のDFに当たる。こぼれ球を伊野波が蹴るが、押し込むことはできなかった。

その栗原が、次のチャンスは逃さなかった。89分、左CKを遠藤との間でパス交換した長友が、ファーサイドにクロスを送る。これを栗原が高い打点で叩き込み、チーム6点目とした。

日本はこのまま試合終了のホイッスルを聞き、12日のアウェーでのオーストラリア戦に向けて弾みをつけた。
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