日本代表MF井手口陽介が所属するイングランド2部(チャンピオンシップ)のリーズ・ユナイテッドが、年明けから7試合白星なしで、トーマス・クリスチャンセンを解任した。
就任直後は快調なスタートを切ったクリスチャンセンだったが、年始以降は7試合で未勝利。解任直前は10位と低迷し、FAカップ3回戦では4部チームのニューポート・カウンティに敗れるなど、深刻な不振に陥っていた。
リーズは2012年に6年間チームを率いたサイモン・グレイソンが退任して以降、監督交代を頻繁に行っており、解任されたクリスチャンセンは6年間で9人目の監督だった。
リーズは「クラブは8カ月懸命に働いてくれたトーマス(クリスチャンセン)とスタッフに感謝をしています」とコメントを出している。
クリスチャンセンは、バルセロナなどでプレーしていた元スペイン代表FWで、昨シーズンはキプロスのAPOELニコシアを率いてチームをヨーロッパリーグベスト16に導くなど、監督としての手腕を発揮していた。スペイン2部クルトゥラル・レオネサへレンタル中の井手口の去就にも影響を与える可能性がありそうだ。


