メスに所属する日本代表GK川島永嗣が3月30日、自身のブログを更新した。そこには、久しぶりの公式戦出場となったアラブ首長国連邦(UAE)代表戦における心情などがつづられていた。
2016年8月に、スコットランドのダンディーUからメスへ移籍した川島は、所属クラブで出場機会を得られず、1月8日に行われたカップ戦が唯一の出場となっていた。川島にとってUAE代表戦は「夏から数えて2試合目」の出場となったが、一対一のピンチをしのぐなど、無失点勝利に貢献した。
「とにかく、自分が積み重ねていることを全力で出そう。そう思ってピッチに立ちました」という川島は、「バカみたいな話」と前置きしつつ、UAE戦後は「ロッカールームに戻っても涙が止まりませんでした」と心情を吐露。そして「この涙は死ぬまで忘れない涙」だとした。
タイ代表戦でも完封勝利に貢献。だが、川島は浮かれることなく「こちらでの勝負の日々が始まります」と気を引き締める。そして「1日1日の勝負の日々からしか、得られないものが今の自分にはあります。うまくいかない時もあるだろうし、辛いこともある。でも、その影には必ずそれ以上に値する価値のある種が隠れていると信じて、自分の道を信じて突き進んでいきたいと思います」と、決意を新たにした。
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