2017-08-27-japan-gotoku sakai(C)青山知雄

日本代表DF酒井高徳、W杯出場を懸けた一戦に向け「プレッシャーはあった方がいい」

日本代表は27日、2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選に向けて始動。埼玉スタジアムサブグラウンドにて行われたトレーニング後、DF酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)が試合に向けた意気込みを語った。

日本代表は31日に埼玉スタジアム2002で開催されるオーストラリア代表戦で勝利を収めれば、W杯出場権を得られる。しかし、引き分け以下に終わった場合、9月5日にアウェイで行われるサウジアラビア代表との一戦に委ねられる。

大一番を前に酒井高は、「それだけの(価値がある)試合だっていうのは、各自がむしろ認識しなきゃいけない」と話す。「(アジア最終予選は)簡単な試合は1つもなかったと、みんなが身に染みて感じてる。誰一人油断は許されないし、そういう簡単じゃない相手だと、みんなが分かってる」と続けた。

「(プレッシャーを)背負わないと言ったら全然違うと思うし、プレッシャーはあった方がいい」と語る酒井高。「悪い方に抱え込むんじゃなくて、プレッシャーを楽しむ方に向ける。プレッシャーを楽しみ、自信に変えていく選手たちがそろってるので、その辺は全く心配してない」と自身の考えを述べた。

酒井高は、2014FIFAワールドカップ ブラジルのアジア最終予選でも出場経験があり、W杯出場の懸かった2013年3月26日のヨルダン戦に先発出場している。アウェイでの一戦は、1-2で日本の敗戦となった。この試合を振り返り、酒井高は「自分自身も代表でスタメンの経験が浅く、いま言ったみたいなプレッシャーをもろに感じてた若い時代だったかな」と苦笑い。

「大一番、勝ったら決まるなんて言われて、非常にプレッシャーが掛かっていた」と語り、「いまは自分もチームでいろいろな経験して、代表でもいろいろな試合を戦った。そういった自信や、戦わなきゃいけないやり方は経験できてる」と4年前との違いを強調した。

また、ヨルダンが日本に勝利を収めた理由として「ホームアドバンテージ」を挙げる。そして「今回、ホームで戦えるんで、全力で取りに行きたい」と、ホームで行われるオーストラリア戦での勝利を誓った。

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