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日本代表新ユニフォームに込められた願い。平和・スポーツの祭典に向けて“希望”をもたらす

ついに発表された日本代表の新ユニフォーム。「日本晴れ(ニッポンバレ)」というコンセプトの背景には、どのようなメッセージが込められているのだろうか。

■東京五輪経験者の意見を取り入れた

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アディダスジャパン株式会社は6日、「サッカー日本代表 2020ホームユニフォーム」を発表。5色の空を折り重ねた“スカイコラージュ”を前面に表現した新たなユニフォームが初お披露目となった。

「日本晴れ」というコンセプトも明かされており、その背骨となっている大きなメッセージは、“希望”だ。日本晴れの空のような雲ひとつない最高の青空のように、代表には日本中に希望を与える存在であって欲しいという願いが込められている。

そこに至るまでの道のりについて、「非常に多くの方にお話をうかがった」と明かすブランドコミュニケーションズ・ディレクターの西脇大樹氏は、こう説明する。

「特に印象的だったのが、数十年前、前回スポーツの祭典が日本にやってきた時に選手として出場されていた方たちのコメントです。『開会式の日にスタジアムから見た空が忘れられない。希望にあふれていてとても誇らしかった』、皆さん口を揃えてそうおっしゃいます」

「一方、同じく来年にスポーツ界におけるビックイヤーを迎える昨今、日本を取り巻く空気は必ずしもポジティブなものばかりではなく、少し閉塞感が漂っているかもしれません。2020年はスポーツの力で前向きなエネルギー、大きな希望をもたらしていきたい」

■スカイコラージュは“みんなの空”

1964年東京五輪、開会式の空をイメージしながら制作が進められていったことを明かした西脇氏。とはいえ、それぞれの選手やサポーターが見上げる地点によって、空の色は違う。それを表現したのがユニフォーム前面の“スカイコラージュ”だ。そこには様々な色の空がつながっていく様子が描かれている。

そして、そのつながった空が向かう先は、背面に表現された最高の青空——「日本晴れ」だ。まさに「日本中に希望を与える」というメッセージがこの一着で表されている。また、横に描かれたレッドの3本線、そして右胸にプリントされている『adidas』のロゴには、青空の頂点に日の丸が昇っていくという願いが込められている。

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チームの象徴が載せられるサインオフには、「日本晴れ」の文字。アンビグラム作家・野村一晟氏によって手掛けられたそのロゴには、逆さまにすると「侍魂」という文字が浮き上がるアートが仕掛けられている。また、素材にも最高峰のクーリングテクノロジー【Heat.RDY(ヒート レディ)】が搭載され、通気性・除熱性に優れた環境を保つことで選手のパフォーマンスを後押しする。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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