日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は24日のメンバー発表記者会見で、31日に対戦するオーストラリアの印象と日本の戦い方について述べている。
日本は過去のワールドカップ予選でオーストラリア相手に5分2敗と未勝利。今回も苦戦が予想されるが、ハリルホジッチ監督は「私は2か月前からオーストラリアを分析している。そのためにロシアへ行ってコンフェデレーションズカップも観てきた。長所もあるが弱点もある」と話し、オーストラリアへの分析を入念に行ってきたことを明かした。
オーストラリアは最終予選の14得点中、CKから5ゴール、PKから3ゴールと得点の6割がセットプレーから決まっている。「彼らの長所であるセットプレーを阻止しないといけない」とハリルホジッチ監督。フィジカル勝負の場面が予想されることから、選手へのフィジカルコンディションの向上も求めている。
さらにハリルホジッチ監督は、オーストラリアの印象を話しつつ、日本の戦い方についても言及した。
「コンフェデレーションズカップを観て非常にゲームコントロールが上手いと思った。メンタル的なところでしっかりコントロールしながら安定している。相手はフィジカル的な戦いを挑んでくるが、たくさん速く走ることができれば相手にとって困難なゲームにできるだろう」
「これからは誰をスタメンで使うのかを考える。そしてどの選手が相手DFにとってダメージを与えられるのか、状態を見ながら決めていきたい。オーストラリアに勝つためには得点を多く決めないといけない」
▶サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう