今夏ヴィッセル神戸に加わるFWルーカス・ポドルスキは、22日に行われるイングランド戦でドイツ代表最後の試合を迎える。その代表戦が通算130試合目となる同選手だが、前日会見では日本についてはまだ話さないと強調した。
ポドルスキは21日にドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督とともに試合前日会見に臨んだ。会見序盤から「日本語にも訳すのかい?」と英語通訳をからかい、ムードメイカーぶりを発揮。親友であるバスティアン・シュバインシュタイガーのアメリカ移籍についてコメントした際、通訳には「フィリップ・ラームのこと」と”アシスト”するなどで取材陣の笑いを誘った。
一方、「日本では何を求めて、期待しているのか。日本でプレーした偉大なケルンの選手たち、ピエール・リトバルスキーや奥寺康彦にも話したのか」と日本でのことに質問が及ぶと、ポドルスキは表情を引き締めた様子で返答した。
「今は日本についてまだ話したくないんだ。今は明日について、明日の大きな舞台について話したい。それに現在のクラブに対する敬意としても、まだ日本について話すものではないと思うのでね」
「シーズンが終わってから考えたい。もちろん自分のなかでは準備などを考えることもあるが、今は明日の試合、そしてガラタサライに集中したい。日本での冒険が始まるのは6月になってからだ」
”天然キャラ”としても有名なポドルスキだが、真面目な一面も見せ、日本行きに関してはまだしばらく語らないとのことだ。
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