新生イタリア代表の初戦は、5月28日にスイス・ザンクト・ガレンで行われ、歴史的な対戦となる。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が19日、報じている。
イタリアは昨年11月、ロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフでスウェーデン代表に敗れ、60年ぶりに本大会出場を逃がした。その責任を問われ、前指揮官のジャンピエロ・ヴェントゥーラは解任。3月に行われたアルゼンチンおよびイングランドとの親善試合では、U-21の指揮官ルイジ・ディ・ビアージョが暫定監督を務めた。新監督の発表は5月20 日に予定されており、その翌週に開催される28日の試合が新生イタリア代表の船出となる。
初戦の対戦相手は、3大会ぶりのW杯本大会出場を決めたサウジアラビアに決定。エドガルド・バウサの後任に就任したフアン・アントニオ・ピッツィが指揮を執る。両国の対戦は、過去に例がなく史上初。歴史的な一戦となる。続いてイタリアは、6月1日にニースでフランスと、4日にトリノでオランダと対戦する。
なお新監督の筆頭候補には、ゼニトのロベルト・マンチーニが挙げられている。『スカイスポーツ』によれば、マンチーニは代表監督就任を視野に入れ、すでにロシアクラブと契約解除に向けて交渉を進めている。またゼニトは、後任として元トリノ監督のシニシャ・ミハイロヴィッチの招へいを目指している。