明治安田生命J1リーグ第10節が5日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとアルビレックス新潟が対戦。試合は0-3で新潟が敗れた。新潟はこれで3連敗。試合後、U-20日本代表に選出された新潟DF原輝綺が、守備面の課題を指摘した。
「中盤とディフェンスラインの間を使われ、自分とソン・ジュフンの間をやられた」と失点シーンを振り返る原。「もう少し『行く・行かない』をすり合わせなければいけない。人がいるのに失点を続けるのは……」と、守備面の連係に課題があると話した。
こうしたズレはピッチ上で修正できなかったのだろうか。その問いに原は「失点した場面も、カンペイさん(DF富澤清太郎)は『行くな』という声を掛けてました。でも声が通らない分、中盤の選手がもう少し後ろと前をつなげてくれたら、自分たち後ろも、もう少し助かるのかなと思います」と、やはり連係不足を課題に挙げた。
FIFA U-20ワールドカップ韓国2017に向けたU-20日本代表に選出されているが、そのことについて聞かれると「代表ではポジションが違うと思いますし、やるべきことも違うと思う。代表は代表で、頭を切り替えて責任持って戦いたい」と回答。11日からは直前合宿に入るが、「攻撃も守備も、プレーで言ったら攻守もプレーの幅を広げたい。帰ってきて、どこをやるか分からないですけど、使われたポジションでうまく活用して、チームの試合に貢献できたらと思います」と、さらなる飛躍を誓った。
