名古屋グランパスから加入し、アルビレックス新潟で新天地デビューを果たしたMF磯村亮太が、試合後に思いを語っている。
新潟は30日、明治安田生命J1リーグ第19節でFC東京と対戦。呂比須ワグナー監督が就任し、初戦のコンサドーレ札幌戦こそ勝利したものの、それ以降は6連敗となっていた新潟は、敵地でのゲームを1-1で終えて7戦ぶりに勝ち点を手にした。
今夏、名古屋から加入し先発出場を果たした磯村は「勝てた試合」であったことを認めつつ、アウェーで勝ち点1をもぎ取ったことを評価する。
磯村自身は少なくない反省点を口にしながらも、相手のチャンスの芽を摘みつつ、チームに安定感をもたらした。シーズン途中から加わる身として、特別な思いがあったことを明かしている。
「去年僕自身、名古屋で(田中マルクス)闘莉王選手が途中から入ってきて、そういう姿も近くで見ましたし、自分にはあそこまでパワーはないけど、でも、少しでも自分が近くで見たああいう姿っていうのを生かせたらいいなと思ってここに来たので。そういうのをもっともっと出せたらいいかなと思っています」
勝ち点1を積み重ねた新潟だが、順位はいまだ最下位。それでも磯村は「一つになって戦えたことが一番良かった」と前向きに捉え、FC東京戦をベースにしながら、プラスアルファでチームとして積み上げていきたいと先を見据えた。
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