「新たな皇帝が現れた」ELで躍動のフランクフルト鎌田大地にイタリアからも賛辞

ELでハットトリックの活躍を見せた鎌田大地に、イタリアでは「皇帝」と絶賛する声が上がった。

ヨーロッパリーグ（EL）のザルツブルク戦でハットトリックを記録したフランクフルトのFW鎌田大地には、イタリアのサッカー情報サイト『トゥット・メルカートウェブ』も熱視線を向けた。

鎌田は今シーズン、ブンデスリーガにおいて17試合出場でノーゴールと不発が続いているが、20日に行われたEL決勝トーナメント1回戦のザルツブルクとのファーストレグでは一転して躍動。12分の先制点を皮切りに43分、53分と立て続けにゴールをマークしてハットトリックを達成し、フランクフルトを4-1での勝利へ導いた。

そんな鎌田には、イタリアからも熱視線が注がれている。記事では、「皇帝カマダがフランクフルトをけん引…昨夏はジェノア移籍へあと一歩に迫っていた」との見出しで注目。「ELに新たな皇帝が現れた。ダイチ・カマダは、今日の午後に行われた試合において偉大な主役となった。1996年生まれの日本人アタッカーは、凄まじいトリプレッタ（イタリア語でハットトリックの意味）でフランクフルトを勝利に導いた」と綴り、ザルツブルク戦での23歳FWの活躍を伝えている。

また昨年夏の移籍市場において、ジェノア移籍が目前に迫ったことにも言及。「昨夏には、ジェノア移籍寸前であるかに見えた。日出ずる国のサッカー選手として初めてセリエAでプレーしたカズヨシ・ミウラ（三浦知良）の足跡をたどるかと思われたが、フランクフルトが彼を残留させることを決断。そして今、本当に才能溢れるサッカー選手のプレーとゴールに歓喜している」と表現した。

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