明治安田J1リーグ第18節が24日に行われ、18位の名古屋グランパスと4位の浦和レッズが豊田スタジアムで激突した。
再び降格圏に転落した名古屋が上位争いに顔を出す浦和をホームに迎え撃った一戦は開始3分でネットが揺れる。前節の先発から7選手をガラリと変えた浦和が敵陣左でFKのチャンスを獲得すると、マテウス・サヴィオのキックがそのままゴール右に。だが、反応した井上がオフサイドをとられ、早々の先制劇とならず。
すると、名古屋攻勢の流れになり、13分、27分、33分とマテウス・カストロが立て続けに相手ゴールに迫れば、35分のキャスパー・ユンカーにもフィニッシュシーン。45+1分にキャスパー・ユンカーの縦パスからボックス中央のスペースに抜け出した和泉竜司のフィニッシュはネットを揺らしたが、オフサイドで幻となる。
後半も和泉に惜しいシーンが巡るなど、名古屋が悪くない戦いぶりだったが、先にスコアを動かしたのは浦和だった。51分、敵陣右でボールを受けて仕掛けた金子拓郎がクロスまで持っていくと、松尾佑介の背後にできたスペースから渡邊凌磨がヘッド。浦和がハーフタイム明けの3枚替えを実らせ、一歩前に出る。
攻め込みながら1点が遠い状況が続くなか、守備を崩されてしまった名古屋は61分、左CKから和泉がクロスバーを叩くヘディングシュート。その後も山岸祐也や、永井謙佑、河面旺成、森島司といった交代カードを切って攻め込むと、81分にボックス内で原輝綺が渡邊のファウルを受けて、名古屋にPKチャンスが舞い込む。
これを稲垣祥が落ち着いて中央に沈めた名古屋は追いつくと、85分に永井が持ち前のスピードを生かして左サイドから単騎のロングカウンターに持ち込むが、GK西川周作が身体を張って逆転を許さず。さらに、87分にはボックス右から山岸がゴールを狙っていったが、マリウス・ホイブラーテンのブロックに遭う。
そのままアディショナルタイムに入るが、90+3分に相手のクリアボールをバイタルエリア左で拾った永井が山岸のポストプレーからボックス内に入り込み、右足ダイレクトで逆転ゴール。攻める姿勢を貫き、劇的勝利の名古屋は4試合ぶりの白星を掴み、浦和は4試合ぶりの黒星を喫した。

