不振からの脱却を目指すミランは、指揮官交代を模索しているようだ。
今季サンプドリアからマルコ・ジャンパオロ監督を引き抜き、若手選手を中心とした補強を行ってシーズン開幕を迎えたミラン。チャンピオンズリーグ出場権獲得を最大の目標に掲げて新たな船出を切ったが、セリエA7節を終えて3勝4敗で13位に沈むなど、結果が伴わない状況が続いている。
先日テクニカル・ディレクターのパオロ・マルディーニ氏は「(ジャンパオロ監督は)我々が選んだ。だからこそ常に彼を守り続ける。時間が必要だ」と語り、指揮官を擁護していた。だが、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』はミラン経営陣が指揮官交代を画策しており、昨季までインテルを率いていたルチアーノ・スパレッティ氏に打診を行ったと報じている。
そんな中、新たな候補が浮上しているようだ。イタリア著名記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ミランは8日にもステファノ・ピオリ氏と会談を行うという。
同氏によると、クラブ上層部はすでにジャンパオロ監督の解任を決断。スパレッティ監督の招へいを熱望しており、以前インテルから受け取っていた年俸と同じ540万ユーロ(約6億4000万円)の2年契約をオファーしたという。しかしスパレッティ氏は、インテルと2年の契約が残っており、契約解消にあたって年俸のおよそ半分の560万ユーロ(約6億6000万円)を要求したものの、インテル側との話がこじれている状況のようだ。
これを受け、ミランは新たな候補と接触するという。ラツィオやインテルなど多数のセリエAクラブを率いた経験を持ち、2019年にフィオレンティーナを解任されて以降フリーとなっているピオリ氏と会談を行うようだ。ディ・マルツィオ氏は、この会談までにスパレッティ氏の状況が改善されなければ、ピオリ氏と契約を結ぶ可能性があるとの見解を述べている。
浮上のキッカケをつかみたいミラン。インターナショナルウィーク中で2週間ほど試合のない中、指揮官を替えて再スタートを切りたい構えのようだが、誰に指揮を託すことになるのだろうか。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
