Victor Lindelof Manchester UnitedGetty

批判の相次ぐリンデレフを擁護するギグス「ヴィディッチのようになれる可能性もある」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグス氏は、批判の相次ぐヴィクトル・リンデレフに見切りをつけないよう求めている。

先日行われたハダースフィールド戦で、負傷したフィル・ジョーンズに代わってピッチに登場したリンデレフ。しかし、出場から10分足らずでロングボールの処理を誤り、失点に直結するミスを犯していた。この失点が決勝点となり、マンチェスター・ユナイテッドは今季初黒星を喫している。

今夏ベンフィカから加入したリンデレフだが、これまでジョゼ・モウリーニョ監督からの信頼を十分に得られず、出場機会も限られている状況。さらに、先日のミスでサポーターからの批判が相次ぎ、スウェーデン代表DFは苦境に立たされている。

しかし、ギグス氏は『スカイスポーツ』で「ヴィクトル・リンデロフは多くの非難を浴びているが、彼を見限るには時期尚早だ」と今夏オールド・トラフォードにやって来たリンデレフを擁護。

続けて「何人かの選手はすぐにプレミアリーグに適応できるが、パトリス・エブラ、ヤープ・スタム、ネマニャ・ヴィディッチのように6カ月から1年はかかる選手もいる。彼らはのちに素晴らしい選手になった。1人の選手だけを非難などできないし、ましてやそれがレギュラーで試合に出ていない選手ならなおさらだ。彼は一生懸命練習に励み、これを乗り越えなくてはならない」とリンデロフの奮起を促した。

また、ハダースフィールドに敗れた後、アンデル・エレーラがチームメイトを批判したことについては「アンデル・エレーラのコメントに少し驚かされた。チームメイトに関するコメントは控えるべきで、それは指揮官に任せるべきだ。チームメイトの献身性に疑問を感じることは危険な予兆だ。ハダースフィールド戦の敗戦は確かに失望だが、プレミアリーグでは起こり得ることだ」と話している。

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