4月にバス爆破攻撃に巻き込まれたドルトムントDFマルク・バルトラは、2度とプレーすることができなくなるとすら考えていたようだ。ドイツ『キッカー』が報じた。
バルトラはチャンピオンズリーグのモナコ戦直前に起きたバス爆破攻撃により、右手首を負傷。手術を必要とする離脱に追い込まれた。ブンデスリーガ最終節のブレーメン戦で感動の復帰を果たしたものの、事故の瞬間は引退すら頭にちらついていたことを明かす。
「事故が起きたとき、2度とプレーはできないと思った。最初の5分か10分は動けなかったし、何も聞こえてこなかった」
「ドクターは手術の後、『全ては上手くいっているし、またプレーできる』と言ってくれた。それは信じられないことで、最高に美しいニュースだったよ。以前より強くなったとすら感じる。とても悲しかったし、とんでもなく難しい数週間だった。でも今はポカール優勝を楽しめている」
バルトラは今シーズンのラストマッチとなったDFBポカール決勝のフランクフルト戦で先発出場。76分までプレーし、2-1の勝利に貢献している。




