MARC BARTRA BORUSSIA DORTMUND DFB POKAL GERMAN CUP FINAL 27052017Getty Images

感動復帰のバルトラ、バス爆破事件直後は「2度とプレーできないと思った」

4月にバス爆破攻撃に巻き込まれたドルトムントDFマルク・バルトラは、2度とプレーすることができなくなるとすら考えていたようだ。ドイツ『キッカー』が報じた。

バルトラはチャンピオンズリーグのモナコ戦直前に起きたバス爆破攻撃により、右手首を負傷。手術を必要とする離脱に追い込まれた。ブンデスリーガ最終節のブレーメン戦で感動の復帰を果たしたものの、事故の瞬間は引退すら頭にちらついていたことを明かす。

「事故が起きたとき、2度とプレーはできないと思った。最初の5分か10分は動けなかったし、何も聞こえてこなかった」

「ドクターは手術の後、『全ては上手くいっているし、またプレーできる』と言ってくれた。それは信じられないことで、最高に美しいニュースだったよ。以前より強くなったとすら感じる。とても悲しかったし、とんでもなく難しい数週間だった。でも今はポカール優勝を楽しめている」

バルトラは今シーズンのラストマッチとなったDFBポカール決勝のフランクフルト戦で先発出場。76分までプレーし、2-1の勝利に貢献している。

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