イタリア代表指揮官ジャンピエロ・ヴェントゥーラが12日、スウェーデンとのロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフ第2戦を前に、前日記者会見に出席。意気込みを語っている。
イタリアは、10日にスウェーデンのホームで行われたファーストレグを0-1で落としており、W杯出場を懸けて代表戦では無敗の“聖地”ジュゼッペ・メアッツァでの大一番に挑む。
ヴェントゥーラにとってミスは絶対に許されず、進退もかかった一戦となる。指揮官はこの大一番で、フォーメーションを変更することを示唆しつつ、プレーオフへ進んだことは予定通りであると強調した。
「ソルナの試合から何かしら変えるつもりだ。良い方向へつながることを望む。私が代表にやって来たとき、まさにこの筋書きを予定していた。スペインより劣るが、グループリーグ2位の中の上位4チームに入ると想定していた」
また、ファーストレグにおいて、DFレオナルド・ボヌッチがFWオラ・トイヴォネンのひじ打ちにより鼻骨骨折を負ったことにも言及。ラフプレーに対し比較的寛容な態度を見せていた審判団に対し、注文をつけ加えたことを明かした
「試合終了後、試合をもっと適切な形で進めるべきだったとだけ伝えた。明日、ウチの選手が鼻にプロテクターをつけてプレーしなければならなくなったわけだしね…」
そして指揮官は、決戦において重要な3つのポイントをあげている。
「明日は戦術も重要になるが、それだけでは足りない。気持ちや決意も必要になる。ピッチでは3つの要素をすべて満たさなくてはならない。金曜日の試合に足りなかったのはこれだ」
