日本代表のMF森岡亮太は、途中出場したブラジル戦で小さくない手応えを得たようだ。
日本は10日にブラジルと親善試合で対戦。試合には1-3で敗れたものの、森岡は70分から途中出場すると、中盤でリズムを作り、チャンスを演出した。前回のブラジル戦では「何もできなかった」と悔しがった森岡は「3年前よりはできたと思います」と語り、反省点とともに試合を振り返る。
「悔しかったですね。もうちょっと得点機を作りたかったし、出るときは追いついてやろうっていう気持ちで出ていたんで、そこを達成できなかったのは悔しいです。特徴を少しは出せたかなと思うんですけど、もうちょっとゴールに近いところで何か作りたかったですね」
今シーズンはワースランド・ベフェレンで確かな足跡を残す森岡。前回のブラジル戦後から欧州へと活躍の場を移し、改めて自身の成長を再確認できたようだ。
「あのときは、ブラジルがピッチにいるだけでプレッシャーを感じましたけど、今日は感じなかったですし、外人に慣れたのか、あのレベルの相手にも自分のプレーを出せる自信が前よりもついていると思います」
ブラジル戦で好パフォーマンスを見せただけに、14日のベルギー戦でも活躍が期待される、森岡は「最初から出れば時間も長いのでチャンスは多いですけど、練習からしっかりお互いの共通認識、こういう動きをしたらここに出てくるとか、こっちサイドがこういう動きをしてくれるっていうのを意識し合うことが大事かなと思います」と語った。
