現役時代にアーセナルで活躍したロベール・ピレス氏は、去就に揺れるアーセン・ヴェンゲル監督がクラブとの新契約にサインすると『カデナ・セール』に語っている。
今シーズンも早くに優勝争いから離脱し、チャンピオンズリーグでもバイエルン・ミュンヘンに大敗を喫するなど、窮地に立たされているヴェンゲル監督。インターナショナルブレイク前にフランス人指揮官は、すでに将来は決まっていると語っていたが、来季以降もアーセナルを指揮するかどうかは正式に発表されていない。しかし、ヴェンゲル監督の下で無敗優勝を成し遂げ、現在はトレーニングセンターでコーチとして働くピレス氏は、ヴェンゲル監督は残留し、2004年以来の優勝に向けチームの大刷新を行うだろうと信じている。
「私の考えでは、彼は契約を更新する。彼はまだまだここでの仕事に意欲を持っていて、続けたいと願っているはずだ。アーセンはクラブから来期以降のオファーを受けている。彼はサインすべきだし、オーナーからも支持されている。もちろんサポーターは優勝を願っているが、今季のアーセナルは上手くいっていない。でもFAカップの準決勝に駒を進めている」
「彼は続投すべきだ。もしそうなれば、多くのことを変えなければならない。それが彼にとってもアーセナルにとっても重要なことだ。あと数カ月後に全てがわかるから、それまで様子を見てみよう」
ヴェンゲル監督の去就に関してさまざまな憶測が飛んでいるが、ピレス氏の予想する通りフランス人指揮官はアーセナルでの長期政権を継続し、14年ぶりの優勝に向け大改革を敢行するのだろうか。
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