2019_9_07_Vinicius_Junior(C)Getty Images

恩師が6歳のヴィニシウス少年を回想「点取り屋ではないと聞くことがあるが…」

レアル・マドリーに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの恩師が、同選手の少年時代を振り返っている。ブラジル『Escolinha de Flamengo』で語られた内容を、スペイン『アス』が伝えた。

昨シーズンのレアル・マドリーで頭角を現し、一躍注目を集めたヴィニシウス。今シーズンはここまで先発1回、途中出場2回と定位置を確保することはできていないが、そのポテンシャルの高さから大きな期待を寄せられている。

また、ブラジル代表としても9月に行われる親善試合2試合に向けたメンバーに選出。7日のコロンビア代表戦では出場機会を得られなかったが、11日のペルー代表戦でのデビューが待たれている。

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ヴィニシウスが6歳の時にキャリア最初の指導者となったカカウ氏は、当初から特別なものを感じていたと語った。

「彼の父が私に会わなければならないと言ってくれて、ありがたいことに彼に会えた。ここではサッカーをするためにお金を払わなくてはならない。彼にはお金がなかったが、クオリティがあり、例外を作って欲しいと頼んできた」

「初めて彼がボールに触れた時、何か特別なものを感じた。彼のドリブルは今目にしているものと同じだが、あれは6歳の時だ。同年代の子たちとプレーすることができず、私たちは彼のカテゴリーを上げた。彼が点取り屋ではないと聞くことがあるが、彼はすべてのチームで常にシューターだったと私は言っておくよ」

兄弟や両親とともに育った祖母の家の壁にボールを蹴るところからサッカーを始めたヴィニシウス。関係者は「とても小さい頃にあれほど強烈なシュートが打てたのは普通ではなかった」と口にしている。レアル・マドリーでは確実に得点機をものにできているわけではなく、ドリブルを武器としたチャンスメイクにフォーカスが当たっているが、本来の得点能力が開花すればサンティアゴ・ベルナベウに多くの歓喜をもたらしてくれることになりそうだ。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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