浦和レッズは、9日に行われたクラブ・ワールドカップ準々決勝アルジャジーラ戦に、0-1と敗れた。GK西川周作は、サポーターのブーイングは当然と語った。
この試合では好セーブもみせていた西川だが、前半は相手に合わせてしまったと振り返っている。
「前半から自分たちの方がボールを保持でき、行けそうな雰囲気はあった。ですが、行けそうで行けないというのがクラブW杯というか、世界の大会のよくあることだと、前半は感じていました。逆に自分たちがボールを持っているときの方が、ピンチになりやすいというか、そこはGKとしては、常に注意はしていた。試合の入り自体は悪くはなかったですけど、やっぱり前半は相手に合わせてしまった部分があるのかなと。後半はもっと攻撃的にサイドを使えたと思います。チャンスはあったので、決め切れなかったというのは、チーム全体の悔しさですし、ピンチもそうない中で、あのパス1本でやられてしまったというのが悔しいですね。」
この敗戦で、5位決定戦に回ることになった浦和だが、日本代表GKは受け入れなければ行けないと語った。
「自分たちの方がボールを持って、相手が様子を見ている前半のうちにやっぱり得点取るチャンスをいかさないと。でもチャンスを外した後でも皆切り替えてやれていたと思うので、チームとしてこれは受け入れないと。こういう負け方というのは本当に悔しいです」
「大きなチャンスを逃してしまったなという悔しさと、勝たないといけない相手に結果負けているということは、しっかり受け入れないといけない。また前に進まなければいけないと思います」
そして、アラブ首長国連邦まで駆けつけたサポーターに謝罪するとともに、ブーイングは当たり前としている。
「自分たちとしては今年最後の大会で、たくさんの方が足を運んでくれて、時間とお金を使って自分たちにパワーを費やしてくれた。もちろんサポーターの方ももう一つ上のステージ、レアル・マドリーとやるというところを目指して応援してくれていたと思うので、サポーターの方に本当に申し訳ないですし、ブーイングされても当たり前の結果かなと思います」


