心筋炎による手術で離脱していたアヤックスのオランダ代表DFダレイ・ブリントが、約2カ月ぶりに実戦のピッチに立った。
昨年12月、UEFAチャンピオンズリーグのアヤックスvsバレンシアで試合中にめまいを感じていたブリント。精密検査を受けた結果、心筋炎と診断され、同21日に皮下植え込み型除細動器を装着する手術を受けていた。それから復帰に向けてリハビリを続けていたブリントだったが、12日のオランダカップ準々決勝、フィテッセvsアヤックスの一戦で77分から途中出場を果たし、2カ月ぶりにピッチへと戻った。
0ｰ3というスコアでアヤックスが敵地での勝利を飾ったこの試合で、13分間出場したブリントは、オランダ版『FOX Sport』を通じて「ピッチに戻ることができて良かった」と復帰の喜びを口にしている。
「正直なところ、どうなるか分からないと思っていたし、ちょっと緊張していたんだ。試合前には監督から途中起用されると伝えられていたんだけどね。この瞬間を心待ちにしていた」
「可能な限りピッチに早く戻りたいと思っていた。それを実現できて本当に良かったよ。恐怖感よりも、再びピッチに立てるという喜びのほうが勝っていたね」
「選手として再びプレーできることを恋しく思っていた。同僚のみんなと一緒にプレーしたくて、本当に待ちきれなかったんだよ。ただ、まだ90分プレーできる状況ではないから、今後もフィジカルを上げていかないといけない」
心臓に異変があったことから、補助器の装着手術を行ったブリント。一時は引退の危機とも報じられたが、今後もピッチに立ち続けることが可能となったようだ。
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