徳島ヴォルティスは5月3日に記者会見を行い、4月29日に行われた明治安田生命J2リーグ第10節・ジェフユナイテッド千葉戦におけるDF馬渡和彰の乱暴行為、サポーターが千葉のボールパーソンにアルコールと思われる液体を掛けた行為について謝罪した。
すでにJリーグは、馬渡に対して2試合の出場停止を課しているが、徳島の岸田一宏社長はクラブとして「5月5日までの謹慎・練習参加の禁止」、「減給20パーセント(1カ月)」、「社会貢献活動(シーズン中)の実施」を課すと発表。ボールパーソンに液体を掛けたサポーターについては「無期限の入場禁止処分」にするとした。
また、伊藤徳也事業部長はサポーター団体の代表と協議を行い、「新しい応援環境、観戦環境を確立するために、話し合いをさせていただき、今の応援環境を変えることに対して、コミュニケーションを深めていくということでご理解をいただきました」と述べた。
会見では、3日に開催されたJ2第11節・アビスパ福岡戦において、コールリードならびに鳴り物を使用しての応援、横断幕掲出を控えることも伝えられた。このことについて4日、徳島は公式サイトを通じ、「一部報道では、無期限に鳴り物による応援の禁止、拡声器を使ったコールリードの禁止、横断幕の掲出が禁止となる旨が出ておりますが、記者会見中の本日の試合で控える旨が拡大的に解釈されたものであり、誤認となります」と説明している。
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