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「後悔はない」。シャビ監督、ACL決勝進出を逃すも「価値を証明した。誇りに思う」

アル・サッドは22日に行われたAFCチャンピオンズリーグ（ACL）準決勝第2戦でアル・ヒラルに4-2で勝利したものの、2戦合計5-6となりベスト4で大会を去ることになった。大逆転での決勝進出へあと一歩届かなかったものの、シャビ・エルナンデス監督はチームのパフォーマンスに満足感を示した。

ホームでの第1戦を1-4と大敗したアル・サッドは、決勝進出のためには第2戦で最低でも4点が必要な状況だった。しかし前半、アル・ヒラルに2点を許す苦しい展開に。アル・サッドも前後半合わせて4ゴールを奪ったものの、1点に泣いて4強で姿を消すこととなった。

昨年に続いて準決勝で敗れたアル・サッド。しかし、シャビ監督はAFC公式で「ベストを尽くした選手たちを誇りに思う。我々は素晴らしい野心と希望を持って良いサッカーをし、試合で大きな優位性を持った」と称賛。チームは「価値を証明した。後悔はない」と続けた。

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指揮官が唯一悔やんだのは、「キープレーヤーが不在の影響を受けた」と話すように、第2戦でバグダード・ブーンジャーとアブデルカリム・ハッサンが出場停止となったことを挙げ、「ファーストレグでレッドカードの影響を受けた。ミスを犯してしまった」と悔やんだ。

決勝に勝ち進んだアル・ヒラルについては「タイトルを獲得する良いチャンスを持っている」とし、「多くの優秀な選手とまともなコーチがいる。西アジアのチームは大きく改善されている」と確かな手応えを口にした。

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「先を見据えて懸命に働き続けるべきだ。改善するには、間違いから学ぶ必要がある」

そう言って先を見据えたシャビ監督。カタールでスタートした指導者としてのキャリアで大きな経験を得たに違いない。