かつで西ドイツ代表として活躍した往年の名FWルディー・フェラー氏が、ともに代表でプレーした盟友ユルゲン・クリンスマンの行動に理解を示しながらも苦言を呈した。
2019年11月、シーズン途中からクリンスマンはヘルタ・ベルリンの指揮官に就任した。だが2020年2月11日、急きょ指揮官の座から辞任したと自身のSNSで発表。チーム強化方針決定の権限が与えられず、クラブ側との信頼関係が構築できなかったことを辞任の理由としていたが、この状況について盟友フェラーが自身の見解を示した。
レヴァークーゼンでディレクターを務めているフェラー氏はドイツのTV番組『100% Bundesliga』の中で「ヘルタ・ベルリンの指揮について、クラブの仕事を過小評価していたのかもしれないね」と語っている。
「彼はドイツ代表、アメリカ代表でも監督を経験してきたが、代表指揮官とクラブを率いる仕事の内容があまりに違いすぎると感じていたんだろう」
「ブンデスリーガのチームを指揮するとなったら、普段からチーム全体を管理していかなくてはならない。それももちろん大きな仕事の一つとなるが、監督という立場について、チームそれぞれで事情が異なるものだ」
「短期での辞任は珍しい結末となったね。短絡的な判断だったかもしれないが、実際のところ、決断に至った真相は彼にしか分からない」
EURO1988、1990年のイタリア・ワールドカップでは、西ドイツ代表FWとしてともにプレーしたフェラーとクリンスマン。また、フェラーが2000~2004年までドイツ代表を指揮し、その後任としてドイツ代表を率いたのがクリンスマンだった。
長年の盟友とも言える2人は2019年12月18日のレヴァークーゼンvsヘルタ・ベルリンで再会し旧交を温めた。
その一方でレヴァークーゼンを取りまとめる立場のフェラーからして、3カ月足らずでヘルタ指揮官の座を退いたクリンスマンについては“短絡的だった”と評するほど疑問の残る辞任劇だったようだ。
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