元フランス代表DFのウィリー・サニョル氏はチャンピオンズリーグから早期敗退を余儀なくされたパリ・サンジェルマンを“個人主義者の集まり”と酷評した。
6日に行われたチャンピオンズリーグ ラウンド16セカンドレグでパリSGはレアル・マドリーにホームで1-2と敗れ、2試合合計2-5で2シーズン連続となるベスト8進出を逃した。この結果を受け、サニョル氏は『キッカー』に持論を展開している。
「セカンドレグでレアルはチームとして機能したが、パリSGはそうではなかった。パリSGは個人主義者の集団に過ぎなかった一方で、レアルは洗練されたチームとして躍動していた」
また、パリSGは欠場したネイマールに頼り切っていたと話すサニョル氏は「このチームは成長の過程と継続性を持っていない。このクラブはまだまだ未熟で、突如莫大な資金を手に入れてしまった。時間をかけずに強くなることをだけを求め、いくつかの工程を飛ばしてしまった」とクラブの方針へ疑問を投げかけた。
続けて「チェルシーはロマン・アブラモビッチがやって来てからヨーロッパの栄冠をつかむまでに10年近くかかった。パリSGのプロジェクトはサポーターにとっては最高のものだと思うが、50%の人はパリSGを愛し、他の人は嫌っている。突然ビッグネームを連れてくれば、良いことも悪いことも経験しなければならない」とコメントを残している。




