2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選が8月31日に行われ、日本代表がホーム・埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表に2-0で勝利。6大会連続のW杯出場権を獲得した。試合後、ゴールを決めたMF井手口陽介（ガンバ大阪）がゲームを振り返った。
ロシアへの切符が懸かった大一番。そんな一戦を井手口は淡々と「普通にいつも通りの試合かなって感じで入れました」と振り返る。
自身にとって代表初ゴールが、ロシアへの切符を手にする重要な一発となった。これについては「嬉しいですけど、本当に頭の中が真っ白っていうか…」と話した井手口。ゴール後にはチームメイトから手荒い祝福を受けた。
強烈なシュートを豪快に突き刺したゴールに度肝を抜かれた人も多いだろう。「枠に入ればいいかなと思って。入るとは思ってなかったので、それが力抜けてたんじゃないかなと思います」とゴールシーンを冷静に振り返った。
井手口と浅野のゴールで、オーストラリア戦を制した日本代表。リオ・オリンピック世代の2人が日本代表を6大会連続のW杯出場に導いた。
「今まではなかなか下から出てきてなかったので、リオ組がもっともっと活躍していけれるようなチームになっていければいいんじゃないかと思います」と自信を持って話す。
先週の23日に21歳になったばかりの新鋭は「僕がこうやって代表で活躍することで、育ててきてくれた人たちは嬉しいと思うから、これに満足せずに、これからもどんどん活躍すれば、みんな喜んでくれると思うので頑張りたいです」とさらなる飛躍を誓った。