アーセナルのDFペア・メルテザッカーは、今シーズン終了後に引退を考えていたようだが、現役続行を決意している。
2016-17シーズンは膝の負傷で長期離脱を余儀なくされていたメルテザッカーだが、2-1で勝利したFAカップ決勝のチェルシー戦で久々の先発出場を果たした。出場停止のローラン・コシールニー、負傷したガブリエウ・パウリスタ、体調不良のシュコドラン・ムスタフィとセンターバックに多くの欠場者を出し、アーセン・ヴェンゲル監督は元ドイツ代表DFの起用を決断。そして、同選手はプレミアリーグ王者の撃破に貢献していた。
メルテザッカーは「すぐに辞めることはない。もう一年契約も残っており、間違いなくプレーを続ける」とドイツ『シュポルト1』に現役を続行する意思を話している。
先日、元ドイツ代表DFはヴェンゲル監督に引退の考えがあることを伝え、FAカップ優勝が最高のエンディングだと感じたようだ。しかし、クラブはチームキャプテンを引き留めようとしており、同選手も最終的にもう1年現役を続けることを決めている。
ヴェルダー・ブレーメンから2011年にアーセナルに加入したメルテザッカーは、210試合に出場し、3度のFAカップ優勝を成し遂げている。


