サンフレッチェ広島は30日、MF田中聡がデュッセルドルフに完全移籍することを発表した。
現在23歳の田中は湘南ベルマーレのユースから2021年にトップチーム昇格。ベルギーのコルトレイクへの期限付き移籍を挟んだ中、2025シーズンに広島へ移籍した。広島では今季、明治安田J1リーグで28試合に出場し、1ゴールを記録。今年7月には日本代表に初招集された。
田中は移籍に際し、「フォルトゥナ・デュッセルドルフに移籍することになりました」と報告し、以下のように語った。
「1年間という短い間でしたが、サンフレッチェ広島の選手としてプレーできたことを心から誇りに思いますし、このチームでタイトルを取れたこともとても嬉しく思います」
「初めての国内移籍で、不安や慣れないことも多くありましたが、チームメイトやスタッフの皆さんに支えられ、ここまでやってくることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました」
「この移籍が良かったのかどうかはわかりませんが、後にも正しかったと思えるよう、これからも努力していきます。エディオンピースウイング広島で味わった雰囲気は、一生忘れられません。皆さんの声援が、ピッチで戦う大きな力になっていました。サポーターの皆さん、たくさんの応援本当にありがとうございました」
なお、MFアペルカンプ真大も在籍しているデュッセルドルフは現在、ブンデスリーガ2部で16位に位置している。


