Willian Chelsea 2019Getty

師弟対決はランパードに軍配!チェルシーがソン・フンミン退場のトッテナムを撃破

現地時間22日、イングランド・プレミアリーグは第18節が行われ、チェルシーは敵地でトッテナムと対戦した。

チェルシーで一時代を築き、現在トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督と、チェルシーのフランク・ランパード監督による師弟対決となったこの一戦。立ち上がりから攻勢に出たのはアウェーのチェルシーだった。

迎えた12分、ショートコーナーからマテオ・コヴァチッチのリターンパスを受けたウィリアンが、ペナルティーエリア左からカットインして右足でシュート。これが逆サイドネットへと決まり、チェルシーが幸先よく先制する。

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早くも1点ビハインドを背負うこととなったホームチームだが、ボールを回すチェルシーに対し、なかなかボールの奪いどころを見つけられず、攻撃に転じることができない。最初のシュートは27分、右サイドを抜けたムサ・シソコの折り返しをニアサイドのハリー・ケインが捉えるも、これはゴール上へと打ち上げてしまう。

さらに29分には、ケインのペナルティーエリア右からの折り返しをファーサイドでソン・フンミンが合わせるも、これは角度がなく枠を捉えることができなかった。

思うように攻守が噛み合わないトッテナムはフラストレーションが溜まっているのか、42分にデレ・アリがボールロストした際にコヴァチッチと接触し、掴み合いとなって互いにイエローカードを受ける。

前半終了間際には、エリア内で浮き球をクリアしようとしたパウロ・ガッサニガが空振りし、ボールを追っていたマルコス・アロンソと接触。主審は最初M・アロンソのファールを取ったが、VARの結果、ガッサニガのファールとしてPKに変更される。これをウィリアンが冷静に沈め、チェルシーが2点をリードして試合を折り返した。

後半、2点を追うトッテナムはエリック・ダイアーに代えてクリスティアン・エリクセンを投入。より攻撃的に仕掛ける姿勢を見せるが、チェルシーもカウンターからチャンスを見出す。55分、ウィリアンの粘りからM・アロンソのシュートのこぼれ球をタム・エイブラハムが押し込みネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。

徐々にペースを掴み始めていたトッテナムだが、60分にアクシデントが発生。アントニオ・リュディガーと接触して倒されたソン・フンミンが、リュディガーに対して故意に足を当てたとしてVARで確認。その結果、報復行為に該当するしてレッドカードが提示され、トッテナムは10人でのプレーを余儀なくされた。

これには場内から大ブーイング。65分には、チェルシーが守るゴール裏からフラストレーションを溜めたトッテナムサポーターが物を投げ込み、試合が一時中断される事態にまで陥った。

68分、数的優位のチェルシーはコヴァチッチに代えてジョルジーニョを投入し、中盤での支配力を強化。一方のトッテナムはルーカス・モウラに代えてタンギ・エンドンベレ、ヤン・フェルトンゲンに代えてダニー・ローズを投入し交代枠を使い切る。

まずは1点が欲しいトッテナムだが、余裕を持ったパス回しを見せるチェルシーを前に、なかなかボールを奪うことができない。さらにチェルシーは80分、セサル・アスピリクエタとエイブラハムを下げ、ミシー・バチュアイとリース・ジェームズを投入しこちらも交代枠を使い切った。

リスクを冒して攻勢に出ようとするトッテナムだが、チェルシーは上手くボールを回して時間を使いながら、時折鋭いカウンターで3点目を奪いに行く。一人少ないトッテナムはゴールが遠く、アディショナルタイムの8分間でも有効な打開策を見つけられず。逃げ切ったチェルシーがロンドンダービーを制し、師弟対決はランパード監督に軍配が上がった。

■試合結果
トッテナム 0-2 チェルシー

■得点者
トッテナム:なし
チェルシー:ウィリアン(12分、45+4分PK)

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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