日本サッカー協会(JFA)は29日、第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦の京都サンガF.C.対アスルクラロ沼津戦で京都DF吉野恭平が差別的な発言をしたとして、3試合の出場停止と罰金15万円を科すと発表した。
吉野は21日に京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で行われた沼津戦で、相手選手に差別的な発言を行った模様。天皇杯規律委員会は日本サッカー協会競技及び競技会における懲罰基準に則り、『差別―人種、肌の色、性別、言語、宗教、又は出自等に関する差別的あるいは侮辱的な発言又は行為により、個人あるいは団体の尊厳を害した場合』に該当すると判断。これを受けて処分内容を決定した。なお、京都は同試合に敗れて敗退が決定したため、出場停止処分の対象試合は明治安田生命J2リーグで消化される。
対象試合は以下の通り。
明治安田生命J2リーグ第21節 vs ザスパクサツ群馬(7月1日)
明治安田生命J2リーグ第22節 vs FC岐阜(7月9日)
明治安田生命J2リーグ第23節 vs徳島ヴォルティス(7月16日)
