左SB補強急務のアーセナルがクルザワ獲得へ…PSGとの交渉は順調に進展

アーセナルがパリ・サンジェルマン（PSG）のレイヴァン・クルザワ獲得に近づいているようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

今シーズン、ここまで10位と低迷するアーセナル。ウナイ・エメリ監督を解任し、フレディ・ユングベリ氏に暫定的に指揮を託した後、12月下旬からミケル・アルテタ監督がチームを指揮する。しかし、DFラインを中心に負傷者が相次いでおり、冬の移籍市場で補強に動くと考えられている。

そんな中、アーセナルが目を付けたのがクルザワ。2015年にモナコからPSGに加入した同選手は今シーズン限りでクラブとの契約が満了を迎えることもあり、両クラブ間の交渉は順調に進展し、すでに具体的な話し合いが進められている。

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フランス代表の経験もある左サイドバックのクルザワだが、頻繁な負傷の影響もあり、この12カ月間チーム内での序列は低下。15日の4-1で勝利したモナコ戦では先発出場したものの、今シーズンはここまで公式戦14試合の出場に留まる。

それでも、現状のアーセナルにとって十分に価値のある選手には変わりない。1月の移籍市場でクラブは資金不足に陥っており、またアルテタ監督にとって左サイドバックの選択肢は限定的。昨夏の新戦力であるキーラン・ティアニーは肩を脱臼して長期離脱中で、セアド・コラシナツも大腿の故障を抱える。そのため、ブカヨ・サカがこのポジションでのプレーを余儀なくされている。