2017-12-02-kawasaki-abe hiroyuki(C)Getty Images for DAZN

川崎F・阿部浩之、優勝は目の前の試合に集中した結果「鹿島が勝ったら仕方ないと思っていた」

明治安田生命J1リーグ最終節、大宮アルディージャに5-0と完勝を収め、逆転でJ1優勝に輝いた川崎フロンターレ。大宮戦で先制ゴールを決めたMF阿部浩之が、試合を振り返った。

待ち構えていた記者たちに「はやく帰らしてくださいよ」と笑顔を見せる阿部。開始1分にゴールを決めたが、「そうですね、まああんまり、何となくは覚えてますけど。まだ振り返ってみてないのですが。ゴールっていうより、先制点、チームとして取れたことが良かったかな」と、記憶がおぼろげという様子を見せる。

それでも、やはり試合の入り方は意識していたのではないか。その指摘に対して阿部は「そういうところがあったから、先制点を取れて良かった」と語り、「前半は失点をしなかったら、多分、後半は普通にできるやろと思っていましたし、その通りになりました。落ち着いてみんながゲーム運びできた結果かな」と、試合を振り返った。

勝たなければ優勝の可能性が消滅するという一戦。やはり、プレッシャーを感じていたのだろうか。その問いに阿部は「いや、もう鹿島が勝ったら仕方ないという感じで。僕らはホームでサポーターのみんなが喜ぶことをして勝つことだけを考えてました。それでも優勝がちらっと頭の中にあるんで、多少は固くなりましたけど、その中でも落ち着いてできたかなと思います」と答えた。

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