■ACL・R16第2戦 川崎F 4-1 ムアントン
川崎F:小林(31分)、長谷川(32分)、エドゥアルド・ネット(40分)、ハイネル(79分)
ムアントン :ティーラシン(89分)
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16第2戦が30日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとムアントン・ユナイテッドFC(タイ)が対戦した。試合は4-1で川崎Fが制し、2試合合計7-2で準々決勝進出を決めた。
アウェイで行われた第1戦を3-1で勝利した川崎F。迎えた第2戦ではクラブ最高タイとなる8年ぶりのACLベスト8進出をかけて戦う。川崎FはMF中村憲剛、FW小林悠、MF家長昭博らがスタメン入り。一方、MF大島僚太はメンバー外となった。
試合はホームの川崎Fがペースを握る中、31分にスコアが動く。左サイドの登里享平からパスを受けた小林が、鋭い切り返しから思い切り右足を振り抜く。これがゴール左に決まり、川崎Fが幸先よく先制する。
さらに直後の32分、右サイドで田坂祐介のスルーパスに抜け出した小林が中央へグラウンダーの折り返しを送る。ニアの家長は触れなかったが、ファーサイドの長谷川竜也がこれを押し込み、あっという間にリードを広げた。
前半終了間際の40分には右のショートコーナーから中村が左足でクロスを上げる。これにエドゥアルド・ネットが打点の高いヘディングで合わせ、3点目を奪った。
川崎Fは後半開始から阿部浩之に代えてハイネルを投入。その後も押し気味に試合を進める。79分には再び川崎Fがチャンスを迎える。ペナルティエリア手前左の狩野健太が浮き球のボールを供給し、これに反応した小林がトラップからGKをかわしたものの、シュートする角度がなくなってしまう。しかし、小林はそのままヒールパスで後方につなぐと、ハイネルが豪快に左足で蹴り込み、4点目を奪った。
試合終了間際の89分にはティーラシン・デーンダーに1点を返されたものの、川崎Fが4-1の大勝。2試合合計7-2でベスト8進出を果たした。
