川崎フロンターレは21日に行われた明治安田生命J1リーグ第30節で、サンフレッチェ広島に3-0で勝利した。雨が降りしきる中、アウェイで3連勝を収めて首位の鹿島アントラーズへプレッシャーをかけている。この試合で先制点を挙げた川崎FのMF谷口彰悟が試合を振り返った。
3点を奪って勝利を収めた川崎Fだが、後半は広島に押し込まれる展開に。谷口は後半は「ブロックを組みながら、前の(小林)悠さんや(中村)憲剛さんがアンカーの位置をちゃんとケアしてくれてたし、バランスよく守りながら試合を進められてたので、あんまりやられるという気はしなかった」と語り、「局面局面だけ、シュートに足合わせるとかそういうところだけを意識した」と振り返った。
自身が決めた先制点については「ラッキーなゴールでした」と笑みを浮かべながら語りつつ、落ち着いて決めれたか?という問いに対しては「ちょっと慌てましたけどね。あまりにもフリーだったし」とコメント。
「でも、あの点が無かったら流れ的にも正直どっちに転ぶか分からなかったし、そういった意味ではああいうセットプレーで点に持っていけたのは良かった」と自身のゴールを評価していた。
この試合では、ボランチの位置に入った谷口。森谷賢太郎とのコンビネーションについては「互いのポジショニングであったり、前半はお互いが同じサイドにいったり、ちょっとバタバタだなあと思ってやってましたけど、後半は比較的に動きすぎずに、バランスを見ながらやれてました」と、満足感を口にしていた。
川崎Fはこれで11試合無敗とし、勝ち点を62とした。次節はアウェイで柏レイソルと対戦する。
