2017-10-21-kawasaki-kengo nakamura(C)Getty Images for DAZN

川崎フロンターレMF中村憲剛、シーズン終盤は「内容よりも勝ち点3をどれだけ取れるか」

明治安田生命J1リーグ第30節が21日に行われ、エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島と川崎フロンターレが対戦した。試合は3-0で川崎Fが勝利。試合後、試合後、川崎FのMF中村憲剛が試合を振り返った。

悪天候の中で行われたゲームを「何が起きてもおかしくない」と話す中村。その言葉が示すように、川崎Fの先制点は相手チームのミスから生まれた。「向こうのミスがらみではありますが、しっかりと点を取って、そのまま90分をコントロールしながら、2点、3点と積み重ねていったのは簡単ではない」と試合を振り返った。

川崎Fの2点目は、中村のパスを受けたMF三好康児のミドルシュート。「スカウティング通り。(相手は)ワンボランチですからね。その脇のところが絶対に空くから」と狙っていたプレーだったと説明した。

85分にFW小林悠が3点目を決めて、3-0で川崎Fが勝利を収めた。広島を下したことにより、川崎Fは11試合負けなし。その11試合で8勝を挙げている。試合の内容と結果について質問されると、「正直、この日程(シーズン終盤)になってくると、内容うんぬんというよりも、勝ち点3をどれだけ取っていけるかってことにフォーカスされていく」と答え、「それぞれ(チームによって)目的が変わってくるんで。僕らだったらタイトル争いしているし、ACL圏内を目指すチームもいれば、残留争いしているチームもいる。内容と結果が伴って勝てれば一番いいですけど、そんなシーズン中盤みたいな感じじゃない」と続けた。

中村は「両手上げて喜べる内容ではなかった」と厳しい言葉を選ぶつつも、「この時期に、残留争いっていう必死なチームを相手に、ましてはアウェイで勝って帰ってこられるのは大きい」と試合後に小林悠と話し合ったことを明かした。

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