2017-10-08-kawasaki-Koji Miyoshi(C)Getty Images

川崎フロンターレ、MF三好康児の2ゴールなどで勝利…仙台はクラブ初の決勝進出ならず/ルヴァンカップ準決勝第2戦

■ルヴァンカップ準決勝第2戦 川崎F 3-1 仙台

川崎F:三好(29分、49分)、長谷川(90分)
仙台:中野(59分)

JリーグYBCルヴァンカップ・準決勝第2戦が10月8日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとベガルタ仙台が対戦した。試合は、3-1で川崎Fが勝利。2試合合計で5-4とし、川崎Fが決勝進出を決めた。

準決勝第1戦で3-2の勝利を収めた仙台。アウェイゴールを気にせず、第2戦を勝利か引き分けで終えて決勝の舞台へ進みたい。一方の川崎Fは、第1戦では敗れながらも2点のアウェイゴールを持ち帰った。2点差以上での勝利だけでなく、1-0、2-1のスコアでも勝ち抜けが決まる。

川崎Fは、登里享平、谷口彰悟、奈良竜樹、エウシーニョの4バックでスタート。対する仙台は「3-4-2-1」システムで、第1戦で2得点を挙げたFWクリスランをワントップに入った。長短交えたパスワークでゴールに迫る川崎Fに対して、仙台はボールを奪ってから素早く攻め上がる。

川崎Fは13分、細かくパスをつないでペナルティエリアへ進入すると、最後はMF中村憲剛がシュート。しかし、仙台GK関憲太郎に防がれた。21分にも川崎Fにチャンス。FWエドゥアルド・ネットが素早い縦パスを送ると相手守備に当たり、ボールは跳ね上がる。中村が頭でそらしたボールをFW小林悠がシュートするもクロスバーを越えた。

先制点を挙げたのは、川崎F。29分、MF森谷賢太郎が中村へ縦パスを供給。このパスを中村が絶妙なヒールで流すと、走り込んできたMF三好康児がゴールへ流し込んだ。その直後、仙台が一気に攻め上がりゴールネットを揺らすが、GKチョン・ソンリョンのそばにいたクリスランがファウルの判定となり、ノーゴール。仙台が攻撃へ注力し始める。ミドルシュートやロングスローからチャンスを作るが得点には結びつかず。川崎Fのリードで試合を折り返した。

ハーフタイムでの交代は、両チームともになし。次に得点を挙げたのも川崎Fだった。49分、スルーパスに反応して相手ディフェンスラインの裏へ抜け出したエウシーニョがシュート。GKに阻まれるも、こぼれ球を三好が押し込んだ。2点リードとなり決勝進出をぐっと近づけた川崎Fだったが52分、奈良がこの日2枚目のイエローカードで退場。川崎Fは56分、森谷を下げてDF板倉滉を投入した。

仙台の反撃は59分。ショートコーナーからMF中野嘉大がドリブルで切り込み、シュート。これがネットに突き刺さり、1点差とする。その後もゴールに迫るが、GKチョン・ソンリョンの身体を張ったプレーに遭った。川崎Fは、66分にMF長谷川竜也、83分にMFハイネルを投入。仙台は、70分にFW野沢拓也、80分にMF藤村慶太、83分にFWジャーメイン良をピッチへ送り込んだ。

勝負を分ける次のゴールを挙げたのは川崎Fだった。90分、途中出場の長谷川が値千金の追加点。仙台は後半アディショナルタイムも攻め続けるが、ゴールを奪えぬまま試合終了を迎えた。試合は、3-1で川崎Fが勝利。2試合合計で5-4とし、川崎Fが決勝進出を決めた。

市立吹田サッカースタジアムで行われガンバ大阪とセレッソ大阪の準決勝第2戦は、2-1でC大阪が勝利。2試合合計4-3としてクラブ史上初の決勝進出を決めた。JリーグYBCルヴァンカップ・決勝は、11月4日に埼玉スタジアム2002で行われる。

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