■J1第28節 川崎F 5-1 C大阪
川崎F:谷口(19分)、小林(45分)、エウシーニョ(52、89分)、森谷(58分)
C大阪:柿谷(68分)
明治安田生命J1リーグ第28節が9月30日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとセレッソ大阪が対戦。試合は5-1で川崎Fが勝利を収めた。
川崎Fは15勝8分け4敗で2位。8試合負けなしと好調を維持している。首位・鹿島アントラーズとの勝ち点差は8。今節、鹿島が敗れているため、勝利を収めれば勝ち点差を5まで縮められる状況だ。MF大島僚太とMF阿部浩之に代わり、MF長谷川竜也とMF森谷賢太郎がスターティングメンバーに名を連ねる。
一時は首位に立っていたC大阪だが、直近6試合の成績は1勝1分け4敗と調子を落としている。川崎Fとは勝ち点差5の4位。3試合ぶりの勝利で、連敗をストップできるか。出場停止の丸橋祐介の代わりをDF田中裕介が務めるほか、MFソウザの代わりにMF秋山大地が先発で起用された。
川崎Fは18分、MF家長昭博からのパスを受けたMF中村憲剛がペナルティエリア内からシュート。ボールは相手DFに当たりコースが変わるが、C大阪GKキム・ジンヒョンの好セーブにより、CKに逃れられる。しかし、このCKから、中村のキックにDF谷口彰悟が頭で合わせてゴール。川崎Fが先制する。
先制したことで、川崎Fが試合の主導権を握る。C大阪は攻勢を強めようとするが、逆にカウンター攻撃を受け、FW小林悠らにシュートまで持ち込まれてしまう。川崎Fは45分、MFエドゥアルド・ネットのクロスに飛び込んだ小林が足で合わせ、ゴールネットを揺らす。前半は2-0と川崎Fのリードで終了した。
後半も川崎Fが主導権を握る。52分、DF車屋紳太郎が左サイド深い位置からクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだDFエウシーニョがシュート。ボールはホップしてゴールネットに突き刺さる。さらに58分、森谷が放ったミドルシュートは右ポストに当たり、ゴールへと吸い込まれた。
4点ビハインドとなったC大阪は64分、秋山と交代でソウザを送り出す。すると、C大阪は中盤に落ち着きを取り戻し、川崎F陣内でボールを回せるようになる。68分、ソウザが強烈なミドルシュートを放つ。このシュートはGKチョン・ソンリョンにはじかれるが、FW柿谷曜一朗が押し込み、1点を返す。
C大阪の尹晶煥監督は79分、DFマテイ・ヨニッチを下げてMF清武弘嗣を送り出す。清武はJ1第16節・ベガルタ仙台戦以来のリーグ戦出場となる。さらに86分、柿谷がFWリカルド・サントスと交代する。しかし、追加点は川崎F。中村のロングパスに反応したエウシーニョが右サイドからループシュート。これが決まり、再び点差を4に広げる。
川崎Fは最後まで攻撃を続け、5-1で勝利。2試合ぶりの白星を挙げ、首位との勝ち点差を5に縮めた。敗れたC大阪は3連敗で5位転落となった。
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