2017-04-25-kawasaki-nara©Getty Images

川崎フロンターレがACL初勝利…DF奈良が決勝弾、守護神は古巣相手に完封/ACL・GS第5節

■ACL・グループ第5節 水原 0-1 川崎F

水原: なし
川崎F:奈良(48分)

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ第5節が25日に行われ、水原三星と川崎フロンターレが対戦した。試合は川崎Fが1-0で水原三星を下し、グループ初勝利を収めた。

グループステージ4試合を終え、川崎Fは4分けの勝ち点4で3位。対する水原三星は同8で首位に立つ。川崎Fは厳しい立場ながらもグループ突破の可能性が残されており、まずは敵地で勝ち点3を勝ち取りたい。直前のJ1リーグ・清水エスパルス戦からは1名を入れ替え、MF森谷賢太郎が先発出場した。なお、GKチョン・ソンリョンにとっては古巣対決となる。

試合は序盤からホームの水原がペースを握る。18分、最終ラインの裏に抜け出したパク・キドンが、GKと一対一になりかける。必死に戻った谷口彰悟を切り返しでかわし、あとは決めるだけの状況だったが、シュートはゴール右に外れた。川崎Fにとってはここまで最大のピンチとなったが、なんとか難を逃れることができた。

川崎Fはなかなか相手ゴールに迫れない時間が続く。32分には敵陣中央でボールを持った中村憲剛が地をはうようなミドルシュートを狙ったが、わずかにボール一個分枠を外れた。前半は水原三星が押し気味に進めながらも、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

すると後半立ち上がりに川崎Fがセットプレーをものにする。48分、右サイドでFKのチャンスを得ると、キッカーの中村がクロスを入れる。ファーサイドに飛び込んだ奈良竜樹が相手DFに競り勝ってヘディングシュートを叩き込み、先制に成功した。

川崎Fは65分に“2枚替え”。森谷と大塚翔平を下げ、エドゥアルド・ネットとハイネルをピッチに送り込んだ。その後も水原三星が攻め込んだが、1点のリードを守りきった川崎Fが初勝利を収めた。

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