■プレミアリーグ第18節 レスター 0-3 クリスタル・パレス
レスター:なし
クリスタル・パレス:ベンテケ(19分)、ザハ(40分)、サコー(90+4分)
プレミアリーグ第18節が16日に行われ、レスターとクリスタル・パレスが対戦した。
5連勝を目指すレスターは、前節2得点を含め全4ゴールに絡む活躍を見せたFW岡崎慎司をベンチスタートに。1トップFWバーディの下にマフレズ、グレイ、オルブライトンを並べる4-2-3-1を採用した。
一方開幕7連敗と最悪のスタートを切ったが、ここ6試合無敗のパレス。ザハやベンテケなど、主力選手が軒並みスタメンに名を連ねている。
レスターは試合序盤、ボール奪ったらシンプルに縦に早い攻めを見せるパレスに手を焼く展開に。すると、19分にパレスが先制。右サイドからタウンゼントがアーリークロスを入れると、中で待っていたのはベンテケ。完全にフリーとなったFWは、難なく頭で押し込んだ。良い流れのまま、アウェイチームがリードを奪う。
リードを許したレスターは、ボールを持って攻めようとするもなかなかシュートに持ち込めない。逆に、前線にベンテケとザハを残すパレスのカウンターに苦しめられる。
現地放送局は度々アップする岡崎を抜き、解説もベンチスタートとなった日本代表FWについて触れる中、レスターはなかなか相手の後方からのビルドアップや攻撃に規制をかけることができない。
悪い流れのまま、レスターは2失点目を喫する。40分、パレスは中盤でボールを奪うと、ベンテケがゴール前に持ち運びザハにラストパス。コートジボワール代表FWは相手を一枚剥がして、冷静にゴールを破った。
レスターは枠内シュート1本に終わり、2点のリードを許したまま前半を折り返す。
後半は点がほしいレスターが積極的に入り、50分にはマフレズが個人技で突破し右足で枠を捉えるシュートを放つ。しかしこれはGKスペローニのビッグセーブに阻まれる。61分にはFKからイボーラが頭でネットを揺らすも、これは直前にファールがあったとしてノーゴールとなった。
流れを掴んだかに見えたレスターだが、62分に数的不利に陥る。相手エリア内でヌディディが倒れるも、逆にシミュレーションを取られる。ヌディディはこの日2枚目のイエローカードを受け、退場処分となった。
厳しい状況の中なんとか反撃したいレスターは、77分に岡崎を投入。岡崎がピッチに投入されると、ファンから歓声が上がった。日本代表FWは、ファーストプレーで早速懸命な守備からCKを獲得している。
しかし流れは変わらず。終了間際には立て続けにピンチを迎えるも、GKシュマイケルがスーパーセーブで防ぐ。しかし、後半アディショナルタイムにダメ押し弾を許した。
結局、最後まで得点を奪うことはできなかったレスターの連勝は、4でストップした。一方7戦無敗で2連勝のパレスは、暫定ながら降格圏を脱出している。




