19日に行われたリーグカップ(カラバオ・カップ)で、リヴァプールはレスターに0-2で敗れた。ユルゲン・クロップ監督は、失点に「うんざりだ」と語っている。
敵地に乗り込んだリヴァプールは、前半はMFコウチーニョを中心にリズムをつかむも、同選手が交代した後半は、攻守ともに苦しむ展開に。すると65分、途中出場のFW岡崎慎司に先制点を決められる。さらに78分には追加点を奪われ、反撃することができずに3回戦で姿を消した。
試合を振り返った50歳のドイツ人指揮官は、前半の出来を喜びつつ、1失点目の場面には「うんざりだ」と語っている。
「前半は本当に良いプレーができた。試合を早い段階で終わらせるべきだった。ビッグチャンスがあったからね。しかし、これがフットボールだ。試合は90分間ある」
「スローインだと思っていたがCKで、そのセカンドボールからの失点だ。はっきり言って、このような失点にはうんざりするね。信じられないよ」
「最後まで集中力を保つべきだ。そうしないと簡単に失点してしまう。最初の失点シーンでは、全員でラインを上げることができなかった。何千回もいうことはできないし、こんな失点は何回も許していいものじゃない」
この敗戦でリヴァプールは、公式戦4試合未勝利に。さらにレスターの本拠地キングパワー・スタジアムでは3連敗となり、その間1ゴール7失点と苦しんでいる。そして、22日のプレミアリーグ第6節では、鬼門となっているこのスタジアムで、再びレスターと会いまみえる。




