ファジアーノ岡山は31日、ベルギーリーグ1部のシント=トロイデンVVと業務提携することを発表した。
岡山は今回の業務提携を「アカデミー年代を含めた国際経験の更なる充実は、クラブを取り巻く現状・選手の育成にとっても重要な機会」とし、「海外に拠点となる提携クラブを持つことで、トップチームの選手を含めた弊クラブの選手育成における選択肢を広げることができるだけでなく、指導者や運営スタッフを含めた人材交流により、クラブ全体の総合力の向上につなげてまいりたい」と目的を述べた。
また、提携内容として「選手・指導者・ビジネススタッフの人的交流」「クラブ相互の国際交流」「双方の国内外におけるスカウト活動、およびビジネス関連における情報交換」「選手・指導者の受け入れ、研修への参加」「スタジアムテクノロジー、試合運営、マーチャンダイジング、ファンサービス等々のノウハウの提供」の5つを挙げた。
シント=トロイデンは1924年創設で、ジュピラー・プロ・リーグで1部に所属するチーム。2015年にはMF小野裕二(現サガン鳥栖)が所属していたほか、今季アビスパ福岡からDF冨安健洋が完全移籍で加入している。
