明治安田生命J2リーグ第36節が10月7日に行われ、維新百年記念公園陸上競技場ではレノファ山口FCと名古屋グランパスが対戦した。試合は1-3で山口の敗戦。試合後、山口のMF髙柳一誠がゲームを振り返った。
試合開始前の時点で、J2残留圏内となる20位との勝ち点差は6。この敗戦により、21位の山口は上位チームとの差を詰めることができなかった。
髙柳はこの状況を前に「僕はやっぱり、全体としてコミュニケーションをもっと取りにいくことが必要だと思います。試合後のコミュニケーションはあるんですけど、練習中、試合中で解決できることもありますし。そういうのは全員がやるべきじゃないかな」と危機感を募らせる。「僕たちは勝つしかない。90分通してやっていくぞという部分で、しっかり全員で準備をしていきたい」と前を向いた。
試合では、かつてサンフレッチェ広島でともにプレーした名古屋FW佐藤寿人と対峙。その佐藤が得点を挙げたことに関し、「得点感覚というのはやっぱり見習いたい。学ぶべきことっていうのはすごくいっぱいありますし、サッカー選手としても、人としてもリスペクトしてる」と賛辞を贈る。
「タイミングだったり、数センチのところで勝負できる。それで得点を量産してきたと思うので、感覚やタイミングっていうのは、これから僕たちも勉強になるところじゃないかなと思います」と偉大な先輩をたたえた。
