Jリーグは5日、横浜アリーナにて年間表彰式「2017Jリーグアウォーズ」を開催。J1優秀監督賞が発表され、セレッソ大阪の尹晶煥監督が輝いた。
尹晶煥監督は、サガン鳥栖、蔚山現代FC(韓国)の監督を経て、今季より現役時代にプレーしたC大阪の監督に就任。J1昇格1年目のチームを19勝6分け9敗の3位に導き、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得。また、JリーグYBCルヴァンカップではクラブ史上初の優勝。C大阪に初タイトルをもたらした。
尹晶煥監督は受賞に際し、次のようにコメントした。
「まず壇上に立つことができて嬉しく思います。本当に多くの方々のご声援と応援がありました。一番大事なのは選手たちが全力を出して戦ってくれたので、僕がこの壇上に立てたと思います。本当にJリーグを愛している皆さんに恩返しをしなければいけないと思っていて、さらに、Jリーグの発展のために力にならなければならない。この賞は選手たちにもあげたい。最後に、僕のために帰省している家族にありがとうと伝えたいです」
なお、J2は湘南ベルマーレを優勝に導いた曹貴裁監督、J3はブラウブリッツ秋田で初優勝した杉山弘一監督が選ばれた。
この優秀監督賞表彰にあたって日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督がプレゼンターを務めた。ハリルホジッチ監督は「このJリーグアウォーズに参加することができて非常に嬉しいです。素晴らしい仕事を見せた3人におめでとうと言いたいです。同時に川崎、浦和、セレッソ大阪の素晴らしいシーズンを称えたいと思います。そして、代表へのJリーグのサポートを感謝したい。日本代表は来年ワールドカップに参加します。意欲と決意をもってロシアへ向かいたい。偉業を成し遂げたいと思います」とコメントしている。
