川崎フロンターレのMF家長昭博が、苦しみながらガンバ大阪から勝利をつかんで喜びを示した。
川崎は18日、明治安田生命J1リーグ第32節でガンバ大阪と対戦。試合はホームの川崎がシュートの雨を降らせながらも、なかなかゴールを奪えない苦しい展開に。嫌な予感はあったかという質問に家長は「やるしかなかったと思いますし、皆を信じてやるだけでした」と淡々と答える。
そして82分、コーナーキックから家長が頭で落としたボールをエウシーニョが押し込む。結局これが決勝点となり、川崎が1-0で勝利。敗れれば鹿島アントラーズの優勝が決まり、引き分けでも逆転優勝が非常に厳しくなるという状況だっただけに、大きな1勝となった。
家長は「最初から最後まで自分たちを信じてやりましたし、勝利を目指してやってたので、結果勝ててよかった」と振り返る。
リーグ戦も残すは2試合。首位鹿島との勝ち点差は4となっているが、家長を含め川崎の選手で諦める者は誰もいないはずだ。
