20190929_St.Pauli_Ryo Miyaichi

宮市亮に求められるノルマ…ザンクト・パウリ監督が“このリーグで記録できる数字”を設定

ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリ率いるヨス・ルフカイ監督は、アタッカーとしてのFW宮市亮を高く評価しているようだ。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』で、一時はサイドバックでも起用した同選手について語っている。

ルフカイ監督はPK戦の末に勝利を収めた8月のDFBポカール1回戦リューベック戦で、守備陣の人材不足により途中から宮市を右サイドバックに配置。新ポジションでのパフォーマンスを評価した様子で、続くリーグ戦3試合でも右サイドバックや右ウィングバックといったポジションで起用していた。

しかし同監督は、クラブが8月末にヨーテボリから獲得したスウェーデン人DFセバスティアン・オールソンを今月16日に行われたハンブルガーSVとのダービー(2-0)から右サイドバックに置くと、宮市は右ウィングに復帰。「リョウを攻撃で必要とする」と、アタッカーとしての宮市に再び期待を寄せていた。

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そしてオランダ人指揮官は今回、『モルゲンポスト』の取材であらためて宮市の起用法に言及。「リョウには、チームのために攻撃的な強みをより発揮してほしい」と強調し、「彼はこのリーグで4~8ゴール、4~8アシストを記録できる選手。ディフェンダーとしては難しい数字だが、ウィングの選手には全員それを求めている」と話している。

なお宮市は、29日に行われた第8節ザンドハウゼン戦(2-0)でのアシストを含めて、今季これまで1ゴール2アシストをマークしている。全試合にフル出場と今シーズンはコンディションも万全の様子の26歳だが、ルフカイ監督が課すノルマを達成できるのか、注目したいところだ。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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