ブリストル・シティのリアム・マニング監督は、完全移籍に迫ると伝えられた平河悠についてコメントした。
J1リーグの町田ゼルビアでプレーし、U-23日本代表としてパリオリンピックの舞台にも立った平河。昨夏の移籍市場でイングランド2部チャンピオンシップのブリストルに移籍することが決まると、負傷の影響で出遅れたものの、ここまで公式戦26試合で2ゴール1アシストを記録している。
この活躍を受け、ブリストルは期限付き移籍で加入中の平河と完全移籍の契約を結ぶことに迫っていることを発表。7日のプレスカンファレンスでマニング監督はこの件について問われ、自身の考えを語った。
「これは常にかなり明白なことだった。おそらく国外で働いた経験(2020年から1年間ベルギーのロンメルで指揮)は、選手たちが適応に時間を要するということを私が理解するのを助けてくれたと思う。これは彼にとってとても大きな移籍であり、言語のことであったり、彼は依然として週に2度英語のレッスンを受けていて、進歩している」
「それに、彼はキャリアの中で7シーズンや8シーズンを過ごしているわけではない。まだ彼にとってはキャリアの序盤であり、Jリーグのシーズン途中にここに来たから、彼にとっては18カ月間のシーズンになる。かなり重要なものであるエネルギーや新鮮さと言ったものもあるから、彼は本当によくやってきた。彼は本当に良いインパクトを残している」
また、マニング監督は平河が今シーズンの残り16試合で貢献度を増し、来シーズンにさらにプレッシャーを背負ってプレーすることを期待した。
「すでに話した理由から、現時点でおそらく彼へはわずかなプレッシャーしかないだろう。しかし、彼は本当にエキサイティングな選手だ。我々は得点やアシストに関してのスタッツを増やし続け、貢献し続けるために彼の背中を押したい。そして、来シーズンには彼へのプレッシャーがおそらく増すことになると思う」


